公開シンポジウム

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公開シンポジウム

公開シンポジウム

公開シンポジウムでは、「遊戯療法はなぜ効くのかーその治癒機転を探る-」というテーマのもと、
議論を深めていきます。

Symposium

公開シンポジウム:2022年7月16日(土)13:45〜16:45

テーマ: 遊戯療法はなぜ効くのか ーその治癒機転を探るー

話題提供者
篠原道夫(東洋英和女学院大学)
田熊友紀子(代官山心理・分析オフィス)
田村大輔(児童養護施設 天使園)
東畑開人(十文字学園女子大学)
森岡正芳(立命館大学)

指定討論者
田中恒彦(新潟大学)
吉川眞理(学習院大学)

司会
岡 昌之(東京都立大学名誉教授)
横山知行(新潟大学)

私たちが、遊戯療法の意義を問われた際、「遊戯療法はただ遊んでいるだけではなく、~をしているのです」と応じることがあります。しかし、この~の部分について、そして~をすることにより、なぜ、クライエントが良くなるのかについて、基盤を同じくしない方々に伝えるのはなかなか困難なことのように思われます。

遊戯療法は効きます、でもなぜ効くのでしょう。この素朴な問いについて、篠原道夫先生、田熊友紀子先生、田村大輔先生、東畑開人先生、森岡正芳先生の5人のシンポジストに、それぞれのお考えをお話いただき、田中恒彦先生、吉川眞理先生より指定討論いただいた後、全体で議論を深めていきます。公開シンポジウムを通じ、参加されたみなさんが、遊戯療法にはどのような力があるのか、自分はなぜ遊戯療法を行うのか、そこで、クライエントは、自分は、何を得ているのか等々、思いを馳せていただく機会になれば幸いです。